リベルタ大阪FC
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2003

年間の試合数
主 な 実 績
 
試合数
勝  敗
得 点
失 点
公 式 戦
24
9勝11敗 4分
32
38
練習試合
76
30勝44敗16分
129
123
2003年8月16日まで
大会スケジュール
 
4月
日本クラブユースサッカー選手権大会大阪予選
6月
大阪サッカー連盟夏季リーグ
7月
1年、2年トレセン選考会
8月
知事杯大阪中学生サッカー大会
北アルプスカップ
フットサル全国大会予選
9月〜10月
大阪クラブユースサッカーリーグ
12月
大阪クラブユースカップ
1月
ミカサ杯中学2年生サッカー大会
2月
モルテン杯中学1年生サッカー大会

2003年8月
 熱い熱いリベルタの夏 第4期生の躍進


   8月2日知事杯開幕。この日からリベルタ史上最強の第4期生が、チームを新たなステージへと導く。
  8月2日1回戦 岸城FC 3−0
     3日2回戦 吹田JFC山田 1−0
     4日3回戦 東大阪朝鮮 0−0(PK4−3)
     5日4回戦 EXE’90 0−3

重苦しい雰囲気を打ち破る橋本孝平の爆発で、リベルタ史上初の1回戦突破を飾る。その勢いを借り2回戦
も撃破、ここでも橋本孝平が貴重な得点を上げる。
そして向かえた3回戦、相手は大阪府ベスト4の超強豪、東大阪朝鮮である。ここで負けても悔いはない、し
かしいつものようにスカウティングの情報を入手し、万全の体制でわずかな勝機に懸ける。酷暑の中でのキックオフ、選手達は集中を切らさず積極的にボール追う。その高い集中力によりボール支配率は五分五分である。
しかし、攻めの形が出来ずシュートまで行かない。相手はグランド全体を広く使いフィニッシュまで持って行く。前半早々相手FWに突破され「あわや」と言うシーンがあったが、辛うじて右サイドのポストに助けられる。これは このゲームの流れを決める重要なポイントであったような気がする。枠へのシュートを何本も打たれながらも失点に結びつく場面は現れない。0−0で前半を終える。

後半に入り徐々に衰える運動量と共に、ボール支配率は4割を切る。完全にワンサイドゲームとなる。何度も
何度もゴールを脅かされるが、ゴール前の集中力と運だけは切れなかった。終了間際の猛攻を凌ぎきり、終了のホイッスルを聞く。PK戦である。この時点ですでにある確信があった。相手GKは酷暑の中、全く1度もボールに触れていないのである。いくら激しいトレーニングを積んで来てるとは言え、1時間ボールに触らず耐える練習はしていないはずである。
 かたや、我らが守護神吉川は、スーパーセーブを連発し、すでに神経は研ぎ澄まされている。「勝てる.....」。

先攻のリベルタは、一人目の中村が豪快に蹴り込み、続く橋本孝平は落ち着いて決める、碓井はキーパーの脚に当てながらもゴール、井川も問題なく決めた、この時点で4−3、佐藤が決めれば勝利である。しかし、またサッカーの神様は少し悪戯をする。この試合でも献身的に動き回り、チームに貢献した佐藤がまさかの失敗、サドンデスか?!
みんなが固唾を呑んで見守った最後のPKは、試合開始時にも助けられた右サイドのポストが防いでくれた。

勝った.....  快挙である!選手達は強くなった、戦術理解度はピークとなり、精神力も抜群に強くなった。

翌日は試合巧者のEXE’90に敗れる事となったが、4回戦進出、大阪府下ベスト28はクラブ史に残る快挙であり、選手達の頑張りに心から感謝したい。

2003年8月16日〜18日
 北アルプスカップ 

今年の夏の大会は、長野県まで遠征を敢行。関東を中心とした17チームが集う、北アルプスカップにエントリ
ーする。Jの下部組織としては横浜FC、ガンバ大阪堺が参加するメジャーな大会である。

知事杯の酷暑とは打って変わり、長雨で寒い。10年振りの冷夏だそうな。その影響で芝は全て剥ぎ取られ、
ピッチは無惨な姿をさらしていた。そんな中、リベルタは予選リーグを3勝0敗11得点1失点と圧倒的な強さで突破。決勝トーナメントでは準決勝で、優勝候補筆頭のガンバ大阪堺との死闘の末、佐藤の決勝ゴールで
1−0と撃破!
続く決勝は、関東の強豪柏ラッセル相手に、押し込まれながらも鬼気迫るディフェンスでPK戦に持ち込み、絶体絶命の5人目を吉川がスーパーセーブではじき返し、3−3で迎えたサドンデス1本目で、森本が市会議長杯での悪夢を振り払うかのようにPKを決め、リベルタを優勝へと導いた。

大会を通じて1失点と気を吐いたキャプテン吉川が、ベストゴールキーパー賞を受賞、そして、本大会を通じて
4得点と爆発した佐藤が大会MVPを受賞した。

しかし、この勝利は特定の個人の能力によるものでは無く、「勝ちたい!」と言う、ただその一点に気持ちが集中した選手達、緊迫した中で3年生のサポートを続けてくれた1,2年生、そして声がかれるまで応援を続けてくれた保護者達の熱意が、ついには悪天候までをも味方につけてしまい、そのオーラが白馬村に降りそそいだ結果であると確信している。

芝を求めて白馬まで遠征したが、悪天候のため泥沼での試合となり全員ムツゴロウ状態になりながらも、最後まで全力で闘い、最高の結果を残してくれた。
知事杯4回戦進出に続き、快挙続きの第4期生達の闘いぶりであった。選手達は3年間で大きく成長を遂げた。特にメンタル面での成長は著しく、目を見張る物がある。そんな選手達を誇りに思い、また感謝の気持ちで一杯である。


 『夏期合宿(北アルプスカップ)に参加して』
                         ・・・夏期合宿に参加された父兄の方から寄稿して頂きました。

止む気配を見せない雨、泥だらけの選手、沼のようなグランド、決勝戦のPK。サドンデスに入った1人目、相手側のミスキック、息をのみ周囲のみんなが見守る中、リベルタのシュートが鈍い音をたて、柏ラッセルのゴールを揺らしました。

2003年夏8月15日〜18日まで、長野の北アルプスカップに応援参加させて頂きました。大会参加チームは関東の強豪、柏ラッセルを始めとし、横浜FC金沢、ガンバ大阪堺など・・。 当初、ホームグランドさえ持てないリベルタの子供達や親にとっても、今大会は参加できれば、それだけで意義があると言う思いでの参加であったと思います。
 ですが、子供達はリベルタらしく、一戦一戦丁寧に戦い、自分達で考え、勝ち抜いて行く過程の中で、決して親やコーチや監督からの強制ではなく、ごく自然と1,2年生も含む全員の思いが一つになり、この大会への優勝へとつながったように思います。

そして優勝決定の瞬間。親より大きくなった子供達は泣き、友達同士抱き合い、そして全員で手をつなぎ泥の中へダイブ。「感動!」と言う経験を重ねる事が少ない子供達の現状の環境の中で、サッカーを通してこうして積み重ねる貴重な体験、思い出をひとつひとつ大切に成長して欲しいと思うと共に、このような環境を与えて下さった、リベルタのスタッフの皆様に、心からお礼を申し上げたいと思います。




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